口癖というのは、第三者にはとても気になるものが多い。ところが本人は癖だからそれがわからない。 こういう癖は、調子に乗った時に出やすくなる。そして、調子に乗っているものだから、出ていることには気づきにくい。 口癖というのは、本人が思う以上に周…
組織は、いろんな意見があって当たり前。同じ意見しか出てこない組織は、異常な組織だ。 仲良しグループは楽かもしれないけれど、そこからは何も新しいものは生まれない。ぶつからないと、ぶつかるまいという意識が働くグループでは、予定調和しか生まれない…
それまでに議論が進んだり、考慮・検討があったうえでの決断と、その場で熟慮なく決定された決定の間には、雲泥の違いがある。 そもそも、無責任な人間ほど、簡単に物事を決めたがるもの。そういう人間に限って、反対意見を出されたり、結果責任を問われると…
「抽象的な表現は良くない。具体的に伝えなければいけない。」などと言われることは少なくない。ここから、抽象的な表現は悪くて、具体的な表現の方がいいような捉えられ方がされがちだが、それは違う。 具体的な表現が必要なのは、すでに存在しているものを…
どんなものにでも「意味」はある。けれど「価値」はすべてにあるわけではない。 「意味」を見出す、意味を考える人は少なくない。けれど、「価値」を見出す人はそれほど多くはない。 「価値」のないことは時間の無駄になる。だから、常に「価値」を考えて行…
意外とバランスが取れている。 結構、他人の評価は間違えない。 自分の能力は客観的に見えている。 そう思っていたら要注意。大抵、せいぜい3割しかわかっていない。 自分が思っているほど、自分はバランスが取れていない。 自分が思っているほど、自分は他…
真面目な人ほど、与えられた職務に忠実であろうとする。職務に忠実であることが、組織に忠実であると信じている。けれど、それは必ずしも正しいことではない。 組織に忠実であるということと職務に忠実であるということは、イコールにはならない。そこには、…
「日本は素晴らしい」→抽象的過ぎて、何を誇っているのかわからない。 「日本の技術は世界最先端だ」→勝っているところだけをピンポイントで拾って何になる。中国やインドの方が圧倒的に進んでいるとこは決して少なくない。 「日本に文句を言う中国や韓国は…
あれがしたい。 これがしたい。したいことを言うのなら、幼稚園児だってできる。幼稚園児と大人の違いは、したいことをする手段を知っているか、あるいは持っているかどうかと、それを実行する心の強さを持っているかどうかだ。あれもしたい。 これもしたい…
勉強が大切だと言ったところで、勉強が嫌いな奴には決してわからない。 勉強をしないのだから、その大切さなどわかるわけがない。だからこんなことを書いても、本当は仕方ないのだけれど、それでも口うるさいおっさんとして書いておかなければいけない。誰だ…
「どいつもこいつも、何もやらない」という人はみな、自分自身が何もやらない。やらないのは周りじゃない。 自分自身だ。誰がやらずおも自分でやれば良い。 一人でできないなら、仲間を募れば良い。やらないのも、仲間が集まらないのも、それは自分のせいだ…
仕事でミスって落ち込む人。志望校に受からなくて落ち込む人。大好きな人と喧嘩して落ち込む人。お客さんに迷惑をかけて落ち込む人。車をぶつけて落ち込む人。生きていれば落ち込むことは無数にある。誰だって嫌なことに出会えば落ち込むものだ。けれど落ち…
いろんなものを我慢しているけれど、最終的には、自分の子供に会えてよかったっていう歌詞。 別に公序良俗に反しているわけでもない。おかあさんをディスっているわけじゃない。お母さんじゃない人を責めているわけでもない。 これに一部の人が批判的なTweet…
経験は何より大事なものだ。けれど、経験したことだけがすべてではない。 本当にわかることができるのは、「わかることはむずかしい」ということだけだ。 わかった気になったときから、思考は停滞して行く。 わかった気になるなわかった気になるなわかってい…
自分に起こることは大抵は必然だ。必然なのだから受け止めた方が良い。 けれどそうは言ってもどうしても受け止めがたいものはある。受け入れがたいものはある。そういうときは、一度は逃げても構わない。もちろんどんなときでも逃げないに越したことはないが…
欲は大事だ。 欲しいものというのは、大抵今の自分には届かないところにある。だからそれにてをかけられるようになろうと、人は努力する。だから欲はモチベーションになる。 欲があるから、楽しい。欲があるから、うれしい。欲があるから面白い。 欲がない人…
善か悪か。好きか嫌いか。やって良いことかいけないことか。 ある程度普遍的な、いわゆる世間一般的な基準があったにしても、最終的にそれをどちらに分類するのかは、自分自身の基準で判断する。 だからその判断に誤りが起きにくいように、の判断に自信が持…
どこにだって良い奴もいればダメな奴もいる。 けれど、自分にとって良い奴が誰かにとっても良い奴とは限らない。自分にとってダメな奴が誰かにとってもダメな奴とは限らない。 良い奴ばかりのところはないのと同じで、ダメな奴ばかりのところはない。 もしそ…
価値があるかないかを考えることはとても大切なことだ。 何かをしようとするとき、しないと決めるとき、そこの判断に価値基準を持つことが大切だ。 損得勘定だなどと簡単に考えてはいけない。それは、価値とは何かを認識していないから出てくる疑問にすぎな…
褒められれば誰でもうれしい。認められたことがわかるのは気持ちが良いものだ。 けれど失敗は得てして褒められたあとに起こしやすい。 それは褒められたことによる緊張感の欠如と、自分は正しいという慢心によるものだ。 勘違いしてはいけない。 褒められた…
お詫びの文言をメールや手紙に書かなければならないときがある。これが下手な人が多すぎる。かえって返信などしない方が良いと思えるメールが多すぎる。 お詫びをするということは相手に許しを乞うということだ。だから、まずはお詫びをし、その上で誤解があ…
恩を忘れて、怨になる。 礼なくば、隷とみられる。 義に背けば、偽に染まる。 信をなくせば、針が指す。 智なくば、痴とされる。 考を尽くさねば、狡となる。 縁を切れば、厭になる。 人には、ひっくり返してはいけないものがある。ひっくり返せば、元に戻ら…
結果がどうなろうとも、それがどんなに小さいことであろうとも、新しいことに挑むことは素晴らしいこと。挑戦してみるということは貴いこと。 その挑戦を笑う人間であってはいけない。挑戦した結果を責める人間であってはいけない。否定する社会であってはい…
やりたいことだけやりなさい、とか、やりたくないことはやめなさい、といった言葉が一人歩きしている。 こういう言葉がはやると「これ幸い」とばかりに金科玉条のように掲げ、自分を正当化するバカが増える。 やりたいことをやるというのは、やるべきことを…
わからないことは知らない、できないことはやらないのでは、いつまでたっても何も出来るようにはならない。何も解るようにはなれない。 いつのまにか出来るようになるものはあっても、いつのまにか出来るようになったものは大抵は世の中の最低レベルにしか達…
不安に取りつかれる人と取りつかれない人の差は、自分を信じられるか信じられないかの違いだ。 不安に取りつかれるということは、自分を信じられなくなっているということ。自分を信じていれば、どんなときでも不安に取りつかれることはない。不安にとりつか…
見えないものはわからない。わからないから信じられない。 だから、信じて欲しければ見せればいい。 どんなに見せていると言ったところで、信じてもらえないなら、それはまだ足りないということ。 信じてほしい相手が「足りない」と思っているのだから、何で…
それが報酬を伴うか伴わないかに関わらず、受けたことはすべてが仕事になる。そして仕事とは、持てる能力を精一杯使って、相手の期待に応えることを言う。 無料だから、安いから、ボランティアだから、などと言う理由は、手を抜く理由にはならない。簡単な仕…
人生で分かれ道に立ったとき、選ぶ方向は、行きたくないと思う方だ。 いい顔を見せている道の先には、大抵、落とし穴がある。嫌な顔に見えるのは、試されているからだ。
あれが足りない、これが足りないなどと文句ばかり言うな。 頭があるなら頭を使える。 目があるなら目を使える。 鼻があるなら鼻を使える。 耳があるなら耳を使える。 口があるなら口を使える。 手があるなら手を使える。 足があるなら足を使える。 金がある…