頑固おやじで何が悪い!?

思ったことを思ったとおりに書いています。ただし、発言には責任を持っています。ここで書いているのは僕の意見なので、異見をいただくことはかまいませんが、ここで議論をするつもりはありません。自分の軸や方向性を見失わない場として書いています。

成功話の九割は役に立たない Vol.2006

人はうまく言った話を聞かせたがる。聞きたがる。
成功した話をきいて、成功の法則を探ろうとする。

 

けれど、成功話には大抵価値がない。
なぜなら、成功した理由のほとんどは、たまたまだからだ。

 

ブームに乗れた。
その人と合う人と、たまたま知り合った。
タイミングが良かった。

 

もちろんその時機を活かすための努力をしてきたその人の積み上げてきたものもある。
けれど一番大きいのは、直接自分の力の及ばない環境がもたらしていることがほとんどだ。

 

悲しいかな、それは努力だけでどうなるものでもない。

 

だから、他人の成功話など聞くだけ時間の無駄でしかない。
それを聞いて喜ぶのは、盲目的に宗教を信じるのと同じことだ。

 

それがその人を守ってくれているのなら、もちろんそれでもかまわない。
けれど、真に成功したいと願うなら、失敗の数を減らす方法を考えることが大切だ。

 

なぜなら、成功は偶然だけれど、失敗は必然だからだ。

 

それをしたら失敗したという話は、たくさん聞けば聞くほど、それをしないことで失敗する確率が下がることになる。
そうやって失敗の数を減らせば、当然、成功する確率が高くなる。

 

成功話など、ほとんどは自慢話か、詐欺話でしかない。
成功をうたい文句にしているセミナーや会社には、近寄らない方がいい。