土日は何をする? 2017.08.21
休日というのは何もしない日ではない。
遊びまわる日でもない。
毎日を、また、次の週のパフォーマンスを最大にするための準備をする時間だ。
すべて忘れて遊びまくる、或いは晩まで寝て過ごすでも、どちらでもかまわないが、その疲れを月曜日に引きずるのは愚かなことだ。
受験勉強を思い出してみればいい。
日々学校に通い、土日も予備校に通った経験を持つ人は少なくないだろう。
それは、受験という目標に向かい、志望している進路に進みたいがための努力であったはず。
その中で、土日に遊びに行ったり、寝て過ごした日もあるだろうが、そこには、リフレッシュして、また月曜日から頑張ろうという気持ちがあったはず。
人によっては、そうしたことに対する罪悪感を持って過ごしたこともあるだろう。
お金を払って教えてもらっていたころは、そういう気持ちを持っていたはずなのに、お金をもらう段になると、さぼることを当たり前に考える。翌日ためのリフレッシュなどではなく、単に憂さを晴らすための休日にする。
おかしな話だ。
人生はもちろん、仕事のためにあるわけじゃない。
けれど、個人の欲を満たすためだけにあるわけでもない。
個人のやりたいことと、仕事とのバランスで生きていくのが人生だ。
だから、どちらも充実した時間が過ごせることが、幸福度の向上につながっていく。
残業だってする必要はない。
有休だって、取れるだけ取ればいい。
土日も好きなことをすればいい。
けれどそれはどれも、結果との見合いを考える必要がある。
月曜日というものは、学生でも社会人でも、ある種の憂鬱さを覚えるものだ。
だからこそ、その憂鬱さを少しでも減らし、気持ちよさを増やせるような、土日の過ごし方を考えることが大切だ。