遊びの幅を考える 2016.11.30
ハンドルには遊びがある。その遊びがないと意図したとおりに車を動かすことはできない。
どれくらいの遊びが適切かは、運転する車にもよるし、走る道路にもよる。
遊びはその場その場で、適度でなければならない。
遊びがなければ、過敏になりすぎて、思った以上に曲がってしまったり、まっすぐ行こうと思ってもちょっとのミスであらぬところに行ってしまう。
遊びが多くなりすぎればなりすぎたで、曲がりたいところでは通り過ぎてしまうし、まっすぐ走ろうとしても、勝手に曲がって行ってしまう。
遊びを中心にしてはいけない。
けれど、遊びを疎かにしてもいけない。
遊びは目的ではない。手段でなければならない。
遊びとはそういうものだ。