しんどさの先 Vol.2014
嫌なこと、苦しいことというのは大抵、
それを登るしんどさを厭うから、嫌だと感じるし、苦しいと思う。
そして、楽しいこと、好きなことというのは、大抵、
だから躊躇なく手を出しやすい。
けれど、低い方に流れれば、
結局それをまたしんどく感じるから、さらにまた
やりたいことだけやればいい、とか、
背伸びをしない楽しいこと、努力の要らないやりたいことなど、
人間なのだから、しんどさの先の果実を夢想しよう。
生きているのだから、ダメかもしれないことに挑戦してみよう。
そうして何か失敗したとしても、その失敗の中には必ず、
過ぎた苦労は、意外と良い思い出になる。
先へ進む人はそれを知っている。