やみくもでも歩く Vol.2010
「やみくもに歩くな」などこざかしい。
立ち止まって道が見つけられるほど賢くなんかない。
だからとにかく動くしかない。歩くしかない。
どこにいけばいいのかを気にすることはない。
間違えても、転んでも、歩いていればいつか見つかる。
歩いていればそこ自体が道になる。
そこが道になれば、誰かが来てくれる。
誰かが来てくれれば、手を引いてくれることもある。
一緒に道を作ってくれることもある。
賢くなどないのだから、考えている振りをして立ち止まっているのは時間の無駄だ。
やみくもでも歩く。
そうして始まる。