理なくば、利なし Vol.2004
理とは、すじ(筋)を言う。
利とは、損得を言う。
「すじ」のないところで損得を考えても、決して長続きはしない。
損得の前には、「すじ」が必要だ。
利は理の後からついてくる。
それがいつかはわからなくとも、必ず後からついてくる。
間違っていたら、それは「すじ」にはならない。
「すじ」とは、決して曲げてはいけない、自分自身の進む根本の道を言う。
だからまず、「すじ」を徹底的に考える。
どこに「すじ」があるかを考える。
まず「すじ」を通すこと。
理があれば、利を考えることもいらない。