明日の準備 Vol.2162
夢が叶うかなんて、誰にもわからない。
明日が来るかどうかだって、誰にもわからない。
それでも、そのわからないもののために準備をする。
叶わなかったらむなしい、
とか、
明日が来なかったら無駄になる、
とか、
面倒だから、
などと準備を怠ってはいけない。
今、ここに生を受けている以上、僕らには叶うことを信じる時間がある。明日が来ることを信じる時間がある。
だから、信じるもののために準備をする。
信じるものを最高の形で迎えるために準備をする。
準備と言ったって、予習・復習をやれとか、何か大それたことを用意しておけということではない。
身構えて何かをしなくたってかまわない。
ただ、信じるものを迎える時に恥ずかしくない生き方をする。それだけだ。
今、ここに在ることに感謝する。
今、こうしていることを喜ぶ。
それだけで十分な準備になる。
見えないから信じない。
わからないから、やらなくていい。
そうしていたら、時間はどんどん痩せていく。
見えなくても、わからなくても、その先は必ずある。
だから、今を大事にする。
いつか、のために今を大事にする。
無理に気を張る必要はない。
ただ、何をするときも、明日の自分に、いつかの自分に恥ずかしくない生き方をする。
明日の準備とは、そういうことだ。