悪口は3分 2016.07.19
誰にだって嫌な奴はいる。
不愉快でしようがないから、悪口を言う。
するとほかの人は、ほかの人の悪口を言う。
悪口を言いあいながら、どっちのほうが嫌な奴かを競うようになる。
他人の悪口は盛り上がる。
大いに盛り上がる。
なぜなら、自分のことは棚に上げるだけでなく、優越感に浸っていられるからだ。
けれど、悪口は「負」の感情だ。
「負」の感情は何も生まないだけでなく、過去も未来も壊していくものだ。
そいつを痛めているつもりで、実は自分を痛めている。
だから、悪口はなるべく言わないほうがいい。
どうしても我慢できないなら、3分だけ。3分だけ言うことで収めよう。
3分じゃ足りないかもしれない。
けれど、それ以上になると止まらなくなる。
何より、自分が痛むことになる。