比較をする(2012.05.23)
「他人と比較しても仕様がない」「自分は自分なのだからできる範囲をやればいい」とはよく言われることですが、僕はこれは、他人と比較した後の話だと思っています。
他人のできていることを無視して、自分は自分などと言っているのは、単なる怠慢にすぎないと僕は思います。
どんな時であれ、何かと、誰かと自分を比較して初めて、足りていないところや、よくできているところなど、自分の能力を客観的に評価できるようになるものです。
比較するからこそ、短所を自覚し、それを克服しようとしたり、長所を認識し、それを伸ばそうと考えられるようになるのだと思います。
自分は自分。それは間違いのない事実ですが、他人と自分がいて、初めて社会は成立するもの。比較した結果、自分を卑下する必要は全くありませんが、足りないところに目を瞑ることだけは、絶対にしないようにしたい。そう思っています。
いつも葛藤はありますけど、ね。。