白旗 2017.03.28
自分を追い詰めない方法は、白旗を掲げるということだ。
とりあえず、「負け」を認めてしまえばいい。
「負け」を認めないから、苦しくなる。
「負け」をごまかそうとするから、つらくなる。おかしくなる。
いつも負けてばかりで悔しいなら、それを糧にして、次は負けないようにすればいい。
それでも負けてしまうのなら、自分はそこでは相手に勝てないときちんと認識し、教えを乞えばいい。
けれど、負けて何も感じないのではいけない。
負け癖がついて、悔しさがないのもいけない。
負けることに慣れてはいけない。
強い人は必ずどこかで負けている。
そして、それを糧にして、強くなっている。
負けを認めない人間は、いつまでたっても先へはいけない。
強くもなれない。
負けていることを認めないのが、認められないのが、一番たちが悪い。
白旗は、次に進むべき絵を描くためのもの。
それがわかっているなら、堂々と掲げた方が、さっさと掲げた方がいい。
戦わずして今は負けても、それは次に負けないための糧になる。