年を重ねるということ 2016.08.28
おかげさまで、今日、54歳という日を迎えられた。体が弱かった小さいころからは考えられない。
少し前ならもう引退の年だ。それがこうしてまだ、多少なりとも重宝に思っていただいていることは、本当にありがたいことだと思う。
若いうちは、年を重ねるということは不自由になることだと思っていた。けれど、今自分が半世紀を超えて年を重ねていると、いくつになるまでかはわからないが、若いころよりも自由になっていると感じている。
いろいろなものが見えてくる。
いろいろなことが分かってくる。
そういう仲間が周りに増えてくる。
そうなると、やりたいことをやれる環境が整ってくる。
もちろん時間は少なくなっていく。けれど、だからこそ、それを濃密にしようと工夫する。だから余計にやりたいことがしやすくなる。
できるようになる。
年を重ねるということは、今のところ、悪いことでは決してない。
年を重ねることに恐れることも、拒絶することも必要ない。
どれだけたくさんのひとの役に立てるか?
それだけを考えて歩いていけるようになることが一番の目標だ。