誰でもいつかはいなくなる 2016.08.05
生きている人間の誰にも分け隔てなく来るのは「死」というものだ。
人は誰もが死に向かって歩いている。
けれど人は、死ぬために生きているんじゃない。人は人のために生きている。
自分のため。
誰かのため。
想いをつなぐために生きてる。
想いをつなぐ誰かの数が多ければ多いほど、きっと、後悔は少なくなる。
どうやって死ぬかではなくどうやって生きるかだ。
どんな想いを誰が拾ってくれるかだ。
どれだけの人が拾ってくれるかだ。
あの世があるのかどうかはわからない。
けれど、あの世の前にこの世がある。
この世を生きてこその、今ある命。
少しでもそれを思えれば、きっと今が濃いものになる。