理想と現実(2012.06.12)
先日、友人がブログで「創作の基本」としていることを書いていました。
それは、「現実を受け入れること、理想で現実を壊さないこと」だということ。
理想は現実を壊すというのは、とてもよくわかります。僭越ながら、僕なりに解釈させてもらえば、現実を受け入れたうえで、それをどのように自分の中で昇華するかが創作であり、現実を無視して作るものではないということを言いたいのだと思います。
現実を見据えて、それをより良いものとしていく。もしくは、そこから素晴らしいものを見出して取り出す、ということ。
理想を求める時、現実を無視していては、そこに到達することはおそらく不可能か、限りなく遠い道になる。
理想とは、実現すべきものだと僕は思います。実現できない理想は、単なる夢物語です。
「創作の基本」は、その道筋を示してくれているように思います。