足し算がいい 2017.05.10
せっかく生きているのだから、足すものは多い方がいい。
足せるだけ足して生きていける方が、きっと楽しい。
目の前に起こることには、良いと思えるものもあれば悪いと思えるものもある。
楽しいと思えるものもあれば、苦しいと思えるものもある。
そうして人は、良いもの、楽しいものだけを足そうとする。
悪いと思えるもの、苦しいと思えるものは引こうとする。
それでは、なかなか高くはならない。
良いも悪いも、楽しいも苦しいも、うれしいもつらいも、全部足す。
そうしていった方が、きっと面白い。
きっと愉快だ。
たまには足し間違えて崩れてしまうこともあるかもしれない。
けれどそれは、土台が広がるということでもある。
土台が広がれば、次はもっといろいろなものを、もっと高く、足していけるようになる。
足し算がいい。
引き算はいらない。