大人の想像力 2017.01.16
大人と子供の最大の違いは経験の数だ。
大人になれば人の振りも自分の経験として取り込める。
成功も失敗も、小さいものから大きいものまで、経験として積み重ねていく。
だから、とてもリアルに想像することができるようになる。
想像力は子供にももちろんある。
けれどその想像力は空想力であり、リアリティがない。
だから、バカなことを平気でしてしまう。
経験が足枷になることももちろんある。
けれど少なくとも経験は、バカをする抑止力にはなる。
そして、リアルな想像力は、継続する力にもなる。
リアリティを持った想像力を手に入れる。
後先を考えないんじゃない。
リアリティを持った先を想像する。それを膨らませる。
それが年を重ねる醍醐味の一つだ。