縁を浪費するな Vol.1993
縁とは、すべての人や事象との出会いをいう。
縁自体に、良い悪いはない。
悪いと感じるものは、単に受け止める側の意識の問題でしかない。
悪いと思うものも、良いと思うものも、縁は縁。
大切にしておいて損はない。
と言って、すべての縁を抱えていては、身動きがとれなくなる。
そこで、縁の取捨選択が必要となる。
その物差しとなるのは、縁の深さだ。
縁の深さとは、その縁が自分の心に与えたインパクトだ。
良かったと思うこと、嬉しく思うこと、辛いと思うこと、
すべての縁は、必ず自分の未来に何らかの影響があるもの、
特に大事なのは、プラスと感じられない縁だ。
そういう縁ほど後でじわじわと効いてくる。良薬になっていく。
縁は啓示だ。
それを捨てたり、悔やむのはもったいないこと。
今なぜこの縁があるのか?
それを考えることが、縁を大事にすることに繋がる。
縁を呪ったり、軽く考えることは、可能性を狭めること。
縁は浪費してはもったいない。