破壊の目的 2016.12.19
すべての破壊が悪いわけではない。
破壊には良い破壊もある。
良い破壊は、何かを新しく作るため、あるいは今の形を変えて違う形にするためのもの。
悪い破壊は、ただ壊すだけで何も生まないものだ。
新しいことをしようと思ったら、既存の延長ではなかなか難しい。
これからの時代はなおさらだ。
既存の延長上に新しいものを作ろうとすれば、それは、パッチワークのようなものになってしまい、本来求めていたものには遠く及ばないものになりやすい。
壊すことは怖いことだ。
失敗したら?と考えたら、誰だって怖くなる。
けれどそれでは何も変わらない。
だから壊す。
新しいものを生み出すために壊す。
壊さないで始まることより、壊して始まるもののほうが、よっぽど楽しい。