要求と拒絶 2016.10.27
初めからできないとわかっていることを「やる」とは言わないこと。
要求されたからと言って、すべてやらなければいけないわけではない。
疑いなく、初めから無理だとわかっているもの、やる必要を感じられないものは拒絶すればよい。
戦争や内乱、国の崩壊などの異常な環境にない限り、要求を拒絶する権利は組織の中の誰にもある。
ただし、果実は要求を果たした後に与えられるもの。なので、要求を拒絶する権利を行使するということは、その果実の受け取りも拒否することにもなることを忘れてはいけない。
だからと言って、果実に目がくらみ、無茶な要求を受けてしまわないこと。
要求を果たせなかったレベルによっては、果実がもらえないだけでなく、信用を傷つけることにもなる。
受けるのも断るのも、その決断は自分自身。
だから、その結果もすべて自分の責任だ。
「言われたからやった」は、通らない。
「無駄なことをやらされようとした」も、通らない。
決めるのは、決めたのは自分自身だ。