空気が読めない人 2016.10.22
無駄に腹を立てることはない。
余計な事には、2種類ある。
一つはコミュニケーションを円滑にし、関係性を深めるもの。
もう一つは壊すものだ。
ところが、この「壊す」方のコミュニケーションをとる人は厄介だ。
なぜなら、その人には壊す気などさらさらないからだ。
だから、なぜ関係性がおかしくなったのかがわからない。
自分が責められることに不満しか感じない。
空気が読めない人に共通しているのは、他人との関わりが少ないということだ。
だから、他人の感情を斟酌することができない。
そして本人は、他人との関わりがそんなに少ないとは思っていない。
だから治ることはまず、ない。
だからそういう人にいちいち腹を立てても仕方がない。
かわいそうだなあと思っておけばそれでいい。
そう思えないなら、近寄らなければいい。離れておけばいい。
それもかなわないなら、ただ、黙ること。
その人が空気を読まない発言をしたら、黙ること。
無駄に腹を立てることほど、エネルギーの無駄遣いはない。