夜は眠るもの 朝は起きるもの 2016.10.20
耐えられないような嫌なことやつらいことがあったときは、まず眠ることだ。
つらくて寝られない、気になって寝られないとというときは、睡魔に耐えられなくなるまでただ起きていればいい。
そうして眠る。
けれど、寝て起きたら、なかったことになっていた、嫌なことやついライことが解消していた、そんなことなど決してない。
眠るのは、とらわれた心を開放するためだ。
心が解放されれば、嫌なことに改めて向き合う力が出てくる。
目の前のことから逃げるために眠るのではなく、きちんと立ち向かうために眠るんだ。
嫌なこと、つらいことは、それだけにとらわれていると実際以上に大きく見えてくる。
そういう時はそこからいったん離れること。
不安は自分を大きく見せようとする。
けれど、いったん離れて見直してみると、意外と小さいものだと気づくことができる。
別に眠らなくても構わない。
不安なものにとらわれたときに、そこからいったん離れる術を持つこと。
何もなければ、ただ眠ること。そうして、朝、起きること。
眠ること。
朝、改めてそれと向き合うこと。
この2つで、大体のことは解決できる。
だから、
夜は眠るもの。
朝は起きるもの。