頑固おやじで何が悪い!?

思ったことを思ったとおりに書いています。ただし、発言には責任を持っています。ここで書いているのは僕の意見なので、異見をいただくことはかまいませんが、ここで議論をするつもりはありません。自分の軸や方向性を見失わない場として書いています。

心のストレッチ 2016.03.15

心は本来やわらかいもの。
けれど、日々の生活は、そこに気づかぬうちに膜を張っていく。


はじめは薄い膜も、何枚も張られていけば固くなる。
そうなると、心は柔らかさを失ってしまう。


柔らかさを失った心は、本来の自分まで見えなくしてしまう。


本来の自分を見失えば、道を誤る。
道を誤れば、いつまでたっても何もうまくはいかないようになる。


膜を張らないようにすることは難しい。
けれど、張った膜をはがしていくことはできる。


それは、すべてに対して「ありがとう」と言ってみることだ。


目の前で起こるもの。
自分に対して言われたこと。
自分自身にされたこと。
それらがどんなことでも、どんなものでも、「ありがとう」と言ってみる。


最初は口にすることさえためらわれる。
いやらしさや、恥ずかしさがそれを邪魔する。


けれど続けていくと、慣れてくる。
そうしていつか、素直に言えるようになっている。


その時が膜が取れたとき。


どうしてもいえなければ、まずは一人になってみること。
一人になれる環境に身を置くこと。


例えば山奥の村でもいい。
例えば知らない外国でもいい。


自分のことを誰も知らないところに行って、これをやってみる。


心は本来とても自由なものだ。
それに足枷をしているのは、環境でも他人でもなく、自分自身。


心に自由を取り戻す。
それが、いろんなことの近道につながる。


ありがとう。
それが心の一番簡単なストレッチだ。