夢を描ける人、描けない人 2015.12.23
「夢」を持つのはいいことだ。
けれどただ見ているだけで満足しているものを夢とは言わない。
単に「そうなればいい」では、何のモチベーションにもならないし、近づくことなど決してできない。
具体的に近づく努力をせずに描いているものは、夢でもなんでもなく、ただの絵空事にすぎない。
「夢を持てない」という人もいるが、それは夢を勘違いしていることが多い。
夢は何も遠いところに描かなければならないものではない。
実現したいと願うものが夢なのであれば、それは目の前にあったっていい。
自分で描かなければならないというものでもなく、目の前のやるべきことに夢を見出しても良い。
「夢が持てない」とか「夢とは違う」と言って今いる場所から出ていく人のほとんどは、夢を言い訳にした現実逃避に過ぎない。
夢はどこでだって、どんなものだって描くことはできる。
目の前のコトにどれだけ真剣に向き合っている人にだけ、夢は見えてくる。そして、近づいてくる。
夢に大きいも小さいもない。
その人にとって願うものが夢になる。