「老いる」ということ。(2013.05.08)
白髪が増えたり、髪が少なくなったり、しわが増えたり、シミが出来たり。
もちろんこういったことは、生物学的に老化しているということなのだということは理解していますが、それよりも、自分自身に対して、「もう若いころとは違うんだよ」と知らしめる意味があるのではないかと、ふと思いました。
僕が成長していないのかもしれませんが、精神的には、二十歳のころからあまり変わっていないように思います。
だからともすれば、肉体も同じ気になってしまうところがあります。
けれど決してそんなことはない、と。お前はそれなりに年を重ねてきて、昔とは違うんだ、と。周りから見たときにもそう見えているんだ、と。
もしかしたらそういうことを自分に知らしめるためという肉体の変化もあるのではないかと思った次第です。
気持ちは本当に成長していない。肉体と精神のアンバランスというのは、もしかしたら青春時代だけではなく、壮年時代にもあるのかもしれない。
そんな気がした京都の出張でした。