嫌○○（2012.08.24）

少し前まで、沖縄問題とオスプレイ問題で、日本は「嫌米」の空気が支配していたように思います。今は竹島問題と尖閣問題で、嫌韓、嫌中が支配しているようです。

それにしてもどうして一つの見方だけでこんなにも簡単に意識が統一されてしまうのだろう？

嫌○というのは、個人が思っている分には何の問題もありませんが、国としてそうなってしまうと、これはもう引くに引けない状況になります。

人は往々にして、外から発信された情報をあたかも自分の意見であるかのように錯覚してしまいがちです。果たして今の嫌○というのは、自分の意思なのか、よく考えてみることが大切です。

何をもってそう判断するのか？判断したのか？

マスコミ報道だけを信じて辛酸をなめたのは、わずか６０年程度前のことです。自分の目で確かめず、報道に異なる意見を唱える者は封殺され、異端者として社会から抹殺される。

僕は何だか、今、同じことが起きているように思えてなりません。

あの頃と違って今は、ネットもあります。容易に渡航することもできます。翻訳機もそれなりに使えるようになっており、誰とでも意見交換ができるようにもなっています。

これまでにも何度か書いてきましたが、事実は一つであっても、見る角度によって見え方は違ってくるものです。

僕は天邪鬼の怠け者なので、刷り込まれるのは大嫌いです。

なので、明日から上海方面へ行ってきます。

といいつつ、計画は以前からあり、たまたまこういう時期にあたってしまったんですけど、ね。

また報告します。