8年目の3.11 Vol.2166
記憶は年と共に風化していくのは仕方がない。
けれど、記録は決してなくしてはいけない。目を背けてもいけない。
そして、その人災に蓋をして、まだ甘い汁を吸おうとしている人たちと。
天災への備えは怠ってはいけない。
同時に、人災は起こしてはならない。
誰もが書いていることではあるけれど、どうしても原子力発電所を作りたいなら、それを稼働させたいなら、少なくともその企業の役員は全員、その原発に社宅を作り済むべきだ。
そして、原発を推進する政治屋と役人がたくさんいる、この東京に原発を作ればいい。
記憶は年と共に風化していくのは仕方がない。
けれど、何があっても忘れてはいけないことはある。
それを忘れた時、僕らは皆、だまされる。